看護大学や看護学校の面接に受かる人・落ちる人の違いやポイントを解説

あなたは大丈夫? 面接に受かる人4つの特徴

看護大学や看護学校入学のために対策が必要になるのは、入試科目の勉強だけではありません。看護大学や看護学校には、面接試験も設けられています。科目の点数はよくても、面接試験で落ちてしまうことが少なくありません。受験前に面接対策も合わせてしておくのが重要です。

今回は、看護大学や看護学校での質問と回答、面接に受かる人の特徴と落ちる人との違い、ほかに注意するポイントについて紹介します。

看護大学の面接でよく聞かれる3つの質問と回答

スマホで調べもの

看護大学や看護学校の入試では、面接試験が必ず行われます。高卒から入学する場合はもちろん、社会人入試でも同じです。看護師にふさわしい人間性か判断するために、面接試験は入試でも重視されています。よく聞かれる質問と回答をおさえ、面接対策をしておきましょう。

志望動機や志望理由

志望動機や志望理由は、以下の2種類の質問があるため注意が必要です。

  • 看護師を志望する動機や理由
  • 入学したい看護大学や看護学校を選んだ動機、理由

看護師を志望する動機や理由に対する質問と回答は以下の通りです。

Q「あなたはどうして看護師になろうと思ったのですか」
A「大病院に入院した経験から、より多くの人を救いたいと思ったからです」

Q「あなたはいつから看護師になりたいと思ったのですか」
A「中学生のとき、部活で怪我をして入院をしたときです」

受験する看護大学や看護学校を選んだ動機、理由に対する質問と回答は以下の通りです。

Q「あなたはなぜこの大学(学校)を受験したのですか」
A「御校は看護師試験合格率が〇%と高く、多くの先輩方が看護の現場で活躍されているからです」

Q「この大学(学校)のどこに魅力を感じましたか」
A「○○病院などの大病院で実習を受けられる、貴重な機会が得られることです」

個人の人間性を問う質問

受験生が看護師にふさわしい人間か、個人の人間性を問う質問も必ず面接で聞かれます。看護師に必要な、以下のポイントを踏まえた回答をするようにしましょう。

  • 思いやり
  • 相手への気遣い
  • 協調性

Q「高校生活で何に力を入れましたか」
A「3年間バスケットボール部に所属しました。主将も体験し、人をまとめることの難しさと、チームワークの大切さを学びました」

Q「看護師になるにあたって大切なことは何ですか」
A「思いやりの気持ちを持つことです。患者さんに対して、いつでも思いやりを持って笑顔で接することで、不安や恐怖を取り除ける存在でありたいと考えています」

医療や看護への理解を図る質問

医療や看護の問題点、改善点などについて理解しているかを図る質問も必ずされます。ふだんから医療や看護に関するニュースはチェックしておく、小論文の本を読むなどで情報収集をし、面接に活かしましょう。

Q「最近気になったニュースは何ですか」
A「終末期医療に関するガイドラインが改定されたことです。終末期を迎えた患者さんにより添える看護師になるために、終末期医療についての情報収集を積極的に行うようになりました」

Q「看護実習は厳しいですが、問題ないですか」
A「はい、大丈夫です。ファミリーレストランでのアルバイトと学業を両立させたため、体力には自信があります」

志望理由書関して知りたい方は、当ブログの「看護大学の志望理由書の作成で差がつく5つのポイント<入試対策>」という記事に詳しく載っていますので、そちらも参照してください。

看護大学で面接に受かる人の4つの特徴!ほかの人とはココが違う

看護大学や看護学校の面接に受かる人には、共通点があります。落ちる人との違いを踏まえて、面接を突破できる人の持つ特徴について解説します。

自分の言葉で答えている

看護大学や看護学校の面接試験は、よくある質問とその答えを丸暗記して答えても受かりません。面接に受かる人は、質問に対して自分の言葉で答えている特徴があります。

自分の言葉で答えるとは、細かい場所を具体的に答えることです。たとえば、看護師の志望動機を聞かれた場合でも以下の違いがあります。

✕「入院したとき、看護師さんに優しくされたからです」
〇「手術で不安になっているとき、時間までずっと私の側に看護師さんがついていてくれました。励ましてくれたことで、無事に手術に挑めたからです」

強さと柔軟性のバランスがよい

看護師として求められる資質には以下の2つがあります。

  • 意思の強さ
  • 協調性やコミュニケーション能力

意思の強さとは、「看護師になりたい」という気持ちの大きさです。人の役に立ちたい、看護師の役割を理解している、というポイントが意志の強さとして評価されます。

一方、看護実習でほかの生徒と力を合わせられる協調性、看護師として働くうえで患者さんや同僚と上手に関係を作っていけるコミュニケーション能力も求められます。

どちらか一方が強く、どちらか一方が感じられない場合、看護師としての資質がないとみなされます。意思の強さ、協調性やコミュニケーション能力のバランスが取れている人物が看護師にふさわしいとされ、面接に受かるでしょう。

質問に対して的確に答えている

面接の質問に対して、的確に答えている人は面接に受かる人です。一方、面接の質問に的確に答えていないと減点対象になります。

以下の点を踏まえて、質問に対して的確に答えられるようにしましょう。

  • 聞かれた以上のことを答えない
  • 結論、理由、詳細と順序だてて答える

外見や態度が看護学生にふさわしい

面接では質問に対する答えだけでなく、以下の外見や態度も評価対象に含まれます。

  • 服装
  • 髪型
  • 礼儀やマナー
  • 表情
  • 話し方
  • 声の大きさや張り
  • 目の動きや目線
  • ジェスチャー
  • 歩き方
  • 座り方

看護学生にふさわしい外見、態度か、面接対策としてチェックするようにしましょう。

【看護大学受験・自己PRのポイントの詳細はこちら】

看護大学を受験するにあたって、最初に提出する志望理由書や、受験における面接試験などで重要視されるのが自己PRです。自己PRの例文や注意点について、詳しく解説します。

コツは面接官が聞きたい内容を上手に伝えること

アイディアを持ち寄る仲間

面接を突破するコツは、面接官が聞きたいことを上手に伝えることです。以下のポイントを踏まえておきましょう。

  • 具体的な内容を答える
  • 看護師や看護学校で求められるポイントをおさえておおく
  • NGワードを使わない

質問の答えは曖昧な内容ではなく、具体的に答えましょう。自分の言葉で伝えることとともに「〇〇だから××と感じました」と具体的な内容を盛り込みます。

看護師や看護学生には、思いやり、協調性、コミュニケーション能力などが求められます。自分の長所や短所を聞かれる質問をされたときには、看護師や看護学生に適正と思われるポイントをあらかじめ踏まえておきましょう。

最後に、以下のようなNGワードは使わないことです。

  • 看護師の志望動機に対して「高収入だから」「求人が多いから」
  • 「何か質問はありますか」に対して「ありません」と答える

面接会場の入退室も大切

白いドアの向こう

面接会場への入退室も重要なポイントになります。以下の手順を踏まえておきましょう。

  1. 名前を呼ばれたら、いきなりドアを開けずノックを3回する
  2. 「どうぞ」といわれたら「失礼します」と挨拶をしてドアを開ける
  3. ドアを静かにしめる
  4. 椅子の横に立つ
  5. 名前と所属をいう
  6. 「座ってください」といわれたら座る

退室時は以下の手順を踏まえておきましょう。

  1. 座ったままお礼をいう
  2. 椅子の横に立って挨拶と一例
  3. ドアの前で「失礼します」といって退室し、静かにドアをしめる

受け答えの準備をしっかり整えて面接に臨もう

看護大学や看護学校の面接でよく聞かれる質問と答え、受かる人の特徴、面接対策のコツや注意すべきポイントについて解説しました。

看護師は医療や看護の知識はもちろん、人間性も求められる職業です。看護師としてふさわしい人間性かを判断するために、面接も入試の重要なポイントとなります。面接での受け答えの準備と対策を行って、面接に臨みましょう。