看護学校推薦入試で必要な志望理由書とは?自己PRの方法を身につけよう

合否を左右する志望理由書 合格5つの心得を伝授

↓ 本記事の内容をざっくり5分で解説しています ↓

看護専門学校の推薦入試で提出する書類の中には、志望理由書や自己推薦書という書類が含まれています。試験には含まれないために軽視される方もいますが、志望理由書は学校側に自分をアピールする最初の機会になります。

それだけでなく、実際の面接試験などでは、志望理由書を基にして質問が行われる場合も多いので、ただの書類ではなく合否を左右する書類と認識して書く必要があります。

今回は、その志望理由書の書き方とともに、自己アピールの方法も学んでいきましょう。

志望理由書とは

ボールペンでノートにメモを取る

内容に入っていく前に、まずは志望理由書とはどういった書類なのかを確認していきます。

なぜ必要で、また何を書けばいいのかといった基本的な情報を見ていきましょう。

出願に必要な書類

前提として、志望理由書は看護専門学校に出願をするために必要な書類になります。書類の内容は学校によって異なりますが、志望理由書は多くの学校が採用している書類です。

受験生の志望動機や志望理由を書く書類であり、学校や試験側としては、その受験生がどのような人物であるかを知るための最初の機会になります。

導入文でも書きましたが、面接試験がある場合は志望理由書を前提とした面接が行われます。このとき、志望理由書を適当に書いてしまうと面接の答えと一致せず、結果として悪印象を与えてしまいます。

つまり、志望理由書は入試の出来に関わってくるということになります。

何を書けばいいか

志望理由書は基本的に、自分がなぜその学校を受験するかの理由を各書類になります。文字数は学校によって様々で、場合によっては志望理由以外のことを書く学校もあります。

とはいえ、基本的には志望動機や志望理由を文字数内にまとめて提出すれば大丈夫です。

また、この場合の志望動機はあくまでその「志望校」を受ける理由であって、「看護学校」自体を受ける動機ではありませんので注意しましょう。

志望理由書の作り方

基本的な情報を確認したところで、志望理由書の中身に入っていきます。いざ志望理由を書こうとしても、内容がまとまらなかったり、どこか印象の薄いものになったりしてしまうことも多いです。まずは書く内容を整理して、自分をアピールできる要素を作っていきましょう。

自分について考える

志望理由を書くためには、まずはなぜ自分がその学校を受けたいと思ったかについて考え直す必要があります。どのようなきっかけがあって看護師を目指すようになり、またなぜその学校を受けようと思ったのか。そしてその学校を卒業したらどのような看護師になりたいのか。自分のことを見つめ直すことで、印象の強い志望理由書を書いていきます。

それでは、自分について考えるために3つのポイントを用意しましたので、1つ1つ確認していきましょう。

なぜ看護師を目指したか

まずは自分がなぜ看護師を目指しているのか、という部分のきっかけを考えましょう。

もちろんきっかけになったことは人それぞれなのですが、多くの受験生の書類を見る試験官側からすると、ただきっかけを述べるだけでは印象に残ることは少ないでしょう。

そこで、看護師を目指すきっかけを述べる部分ではただそのことを話すのではなく、そこから何を学んだか、どう活かすのかという部分を必ず書くことにしましょう。そうすれば看護師へのモチベーションが高く、勤勉な学生として試験官の印象に残る可能性が高くなります。

なぜこの学校を志望したか

次に、看護師を目指すにあたってなぜその学校を選んだかを考えましょう。ただし、「単に立地が近かったから」「偏差値で判断した」といった理由を話しても、試験官に良い印象とはならないでしょう。

必要なのは、その学校の教育方針や理念になります。看護学校は、それぞれ「どのような学生を育てたいか」という方針がありますので、それを調べ、自分と合う部分を探してみましょう。

看護師になったら何をしたいか

看護学校に入るまでの生活だけではなく、看護学校を卒業してからのことについても面接では問われます。ただ漠然と看護師になりたいというだけではなく、看護師になって具体的に何をしたいか、どのような看護師になりたいかを考えておく必要があります。

看護学校を卒業した後の自分を思い描き、何を目指すかを考えておきましょう。

志望校について考える

自分と看護師について考えたなら、次に志望校のことについてもっと深く考えていきましょう。

先ほども少し述べた通り、なぜこの学校を選んだかという問いに対しては、志望校の方針についてあらかじめ調べておく必要があります。志望校のことを良く知らずに書いてしまうと、他の学校でも問題ないような理由となってしまい、場合によっては面接で質問を受けることになってしまいます。そうならないために、志望校のことはしっかり知っておきましょう。

志望校の情報を集めよう

志望校について考えるためには、何はともあれその学校の情報を集める必要があります。

まずはその学校の公式ページを調べ、その学校の特色や学科、教えることについて確認します。ページによってはそのまま学校の理念まで書かれていることもありますので、しっかりとページ内を探しましょう。

次に、学校のパンフレットや資料を読みましょう。これらの情報は、まさしくこれからの受験生に向けた情報として出されているので、学校の雰囲気を掴むうえで大いに役立つでしょう。

時間があれば、オープンキャンパスなどで学校を訪れてみるのも良いでしょう。実際に自分で体験したことを志望理由書で述べられれば、試験官に対して入学の熱意が良く伝わります。

志望校の特色とは何か

志望校の情報を集める上で、その学校の特色とは何か、という点を意識するとよいでしょう。情報を調べていても、いざ志望理由書を書くときに他の看護学校でも当てはまることばかりを書いてしまっては、情報を集めた意味が薄くなってしまいます。

情報を集める段階で、他の学校とは違う部分を意識すると、その学校の特色が見えてきます。

志望校が求めている学生像とは

情報を集めていくうちに、志望校が求めている学生はどのようなものなのかが分かってくると思います。情報が集まった段階で、志望校が求める学生像を一度書き出してみましょう。

次に、この学生像と自分を照らし合わせていきます。もちろん、自分をその理想にすべて当てはめる必要はありません。自分が持つ長所や、熱意のある部分などをピックアップして、1つでもいいので当てはまる部分を見つけましょう。

そうしたら、志望理由書に「~~の部分が貴校の理念と合っているので……」といった文を書くことができます。

 

看護・医療受験サクセス

<看護専門学校 合格体験談>

東京都 T・Oさん
自己PRも論文も苦手、でも、願書・論文ワークで合格!

推薦入試に当たり、自分のことは良く分からないし、自己PRや志望動機をまとめるのをどうしようと考えていました。論文も書いたことがなく、文章は苦手でしたが、看護医療サクセスさんの看護学校推薦対策で、不安を解消して合格することができました。

願書最強ワークで1日1つのワーク(自己分析)を取り組むと自分の長所短所を始め、どんな性格かが見えてきて、それをどう表現すれば好印象になるかがとても役立ちました。文章が苦手でも、「型」にあてはめれば書きやすくなります。論文最強ワークでは、看護受験で押さえたい専門用語が勉強になり、論文の作成に活かすことができました。

おかげさまで合格できたので、これからの受験生にぜひおすすめしたいです。

自己PRのためのコツ

次のステップに進む男の子

記事の最初の方で述べたように、志望理由書はただ出して終わりというような書類ではありません。志望理由書は面接試験で参考になり、その内容を元にした質問が出されます。志望理由書は、面接のための書類でもあるのです。

そこで、志望理由書の作成自体だけでなく、その後の面接試験にも役立てるために、自己PRのための準備をしておきましょう。

好きなこと、嫌いなことを書き出す

自分のことを話すために、まずは自分の好きなことと嫌いなこと、そして長所と短所を書き出してみましょう。

自己PRをする上で、最初の取っ掛かりになるものが自分の長所になります。「私は~~の部分が優れていると感じているので、それを活かして~~な看護師になりたいと考えています」といった感じで、自己PRは長所をアピールするものとも言えます。

まずは自分の長所を踏まえた上で、自己PRに取り掛かりましょう。また、短所も把握し、その短所を克服するためにどうするか、という所まで考えておくと、自己PRや面接の受け答えに役立ちます。

中学校や高校でしたことを思い出す

それまでの学校で学び、行ってきたことは重要なアピールポイントになります。具体的なエピソードを紹介することで、自分がどのような人物なのかを分かりやすく伝えることができます。

まずはこれまでの学生生活で印象に残っていることを思い出し、次にそれぞれのエピソードが何をアピールするのに向いているかを考えてみましょう。

これまでに学んだことは何か

看護師になるためのきっかけや、学校生活でのエピソードを話したときに、試験官の印象を上げるためのポイントとして、そのエピソードから何を学んだのか、という点を意識しましょう。ただ単に自分のことを話したのでは、自己紹介で終わってしまいます。そこから何を学んだのか、どう活かしていくのかを話すことで、自己PRとして厚みが出てきます。

志望理由書を書くときの注意点

これまでの内容で、志望理由書に何を書くべきかはある程度分かったかと思います。ここで実際に書き出す前に、注意すべきポイントを確認しておきましょう。

文章のポイント

志望理由書を書くためには、前提として文章の書き方をおさらいしておく必要があります。一番大事なのは書いてある内容なのですが、文章自体がしっかりしていないと内容が正しく伝わりません。それだけでなく、受験生の基礎的な能力を不安視されてしまい、悪影響を与えてしまいます。

ですので、基本的な文章力を日頃から身につけておきましょう。新聞や本を読む、国語の問題を解くといった勉強のほかに、ネットなどで他の受験生の志望理由書の例文を見るのもおすすめです。

具体的な文章を書く時のポイントとしては、

  • 文章全体で文体(「だ・である」か「です・ます」か)を統一すること
  • 書いた後にもう一度見直して、漢字や慣用句に間違いがないか調べること
  • 一文が長くなりすぎないように文を短く区切り、分かりやすい文章にすること

以上のものが考えられます。

もちろん他にもポイントはありますので、しっかりと勉強をしてから書くようにしましょう。

書いてはいけないこと

これまでは書くべきことを述べてきましたが、書いてはいけないこともまた存在します。

それは、「嘘」のエピソードです。自分のこれまでの生活の中で、鮮烈な思い出や分かりやすいきっかけが思いつかなかったとしても、嘘のエピソードは書かないようにしましょう。

嘘のエピソードを書いてしまうと、もしばれてしまったときに大きく悪印象がつきますし、後の面接試験でその部分を質問で聞かれた時に、うまく答えることができなくなってしまいます。

嘘とまではいかなくとも、面接ではっきりと答えられない内容については、志望理由書には書かないようにしましょう。

テンプレートではないあなたの志望理由を

志望理由書を書くときによくある失敗パターンとして、ネットの情報を気にしすぎたり綺麗にまとめようとしたりして、結局どこかで見たような文章になってしまうことがあります。そのような文章だと、多くの場合面接での印象も薄くなってしまいます。

志望理由書をみくびらずに、しっかりと自分や学校と向き合って内容をまとめることができれば、それだけで他の受験生よりも一歩前に出た状態で受験に臨むことができます。

自分だけの志望理由書を書いて、合格に少しでも近づきましょう。